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かりで
4.「うさぎマーク」の玩具における配慮点


耳の不自由な子供は、市販されているほとんどの玩具で遊ぶことができます。
しかし、音が遊びの重要な要素となっている場合は(例えばゲームの結果を音で知らせる等)、 耳の不自由な子供はその玩具を100%楽しめているわけではありません。
また、一方で、耳の不自由な子供には「コミュニケーションを楽しむための玩具」を積極的に取り上げていく必要があると考えます。
そこで、日本玩具協会では、以下のような「配慮点」を設けました。

【主な配慮点】
  ●音について  
 

音が遊びの中で重要な役割となっている場合、音と同時に光、振動、動き、文字、絵等の要素で
遊びを盛り上げるような配慮があること
例:掃除機のおもちゃ ( 音と同時に小さなボールが舞って動く )

 
    掃除機のおもちゃ

 
  音の強弱や高低を調整できる、またはイヤホーン等の端子を設ける

 
  ●スイッチについて  
 

光や動き等により、スイッチのON-OFFがより明確に確認できる
(実際の生活で、耳の不自由な人は、音が聞こえないため換気扇や掃除機の消し忘れに気付きにく
いことから、工夫や改善がなされてきました。これを玩具にも応用しました。)

 
 

オートオフ機能が付いている玩具
※単に付いているだけでは「うさぎマーク」の対象にはなりません

 

 

 

 

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